本サイトは商品・サービスの紹介に広告(アフィリエイトプログラム)を利用しています
AIノート2026-09-14

AIノート比較

Gemini Notebook(旧NotebookLM)で資料要約はどこまでできるか

イチ推しPRGemini Notebook(旧NotebookLM)
4.55点満点中4.5
料金・無料枠を確認 →
目次

結論

まず Gemini Notebook(旧NotebookLM)の無料枠から始めてください。Googleアカウントだけで使え、ノートブック100件・1ノートブックあたりソース50件程度まで無料という情報で、個人利用なら課金しないまま実務に乗る場面が多いからです。回答に付いた引用番号から原文の該当箇所へ飛べるため、確認の手間も小さく済みます。

ただしこれは「手元の資料を読ませる」道具であって、Web全体を調べる道具ではありません。最新の外部情報を横断したいなら Perplexity か Felo、社内に貯めた文書を横断したいなら Notion AI と、役割が分かれます。そしてすでに Claude の有料プランや Notion のビジネスプランを契約しているなら、多くの場合そこに同等の機能が含まれています。新しい月額を足す前に、手元の契約内容を確認してください。

「AIノート」とは何か:汎用チャットとの違い

ここで言うAIノートは、自分がアップロードした資料の範囲に限定して、要約・質問応答・整理を行うツールを指します。ChatGPT のような汎用チャットにファイルを貼っても似たことはできますが、性格が違います。

汎用チャットは、資料に書かれていないことでも一般知識から答えを作ってしまいます。AIノートは、読み込ませた資料を根拠として答え、どの資料のどこに書いてあったかを示します。「社内マニュアルに沿って答えてほしい」「この契約書に書いてあることだけで判断したい」という場面では、この差が決定的です。

もう一つの違いは、資料が残ることです。汎用チャットは会話ごとに貼り直しますが、AIノートは資料の束を置いたまま、何度でも質問できます。同じ資料に週に何度も戻る仕事なら、この積み上げが効いてきます。逆に、一度読んで終わりの資料なら、汎用チャットに貼るだけで十分です。

料金と無料枠の目安(2026年9月時点)

以下は執筆時点で確認した目安です。この分野は改定が多いため、契約前に必ず公式サイトで最新の内容を確認してください。

AIノート系ツールの料金と無料枠の目安(2026年9月時点)
サービス無料で使える範囲有料の目安向いている場面
Gemini Notebook(旧NotebookLM)ノートブック100件、1ノートブックあたりソース50件程度、1日あたりのチャット回数に上限という情報単体プランはなく、Google AI Pro(月2,900円前後という情報)などに付帯手元の資料を読ませる用途全般。まず試すならここ
Claude(Projects)無料プランでの扱いは変更が続いており、公式のプラン説明での確認が必要Pro が月20ドル前後という情報資料を読んだうえで、提案書や記事の文章まで仕上げたいとき
Perplexity基本的な検索は無料。ファイルのアップロード回数に上限があるという情報Pro が月20ドル前後(国内では月2,950円という案内も)という情報Web上の外部情報を横断して調べたいとき
Notion AIワークスペースあたりの試用回数程度という情報AI機能はビジネスプラン以上に含まれ、1人あたり月3,000〜3,800円前後という情報すでに Notion に文書が貯まっているチーム
Felo1日あたりの高度な検索回数に上限という情報Pro が月2,000円前後という情報日本語の情報を中心に調べ、スライドまで作りたいとき
ChatPDF1日あたり数ファイル、質問回数・ページ数にも上限という情報金額は情報源によって開きがあり断定できません。公式の決済画面で確認を目の前の1本のPDFを今すぐ読み解きたいとき
Humata合計60ページ・10回程度の回答という情報月9.99ドル前後から(ドル建て)という情報英語の論文・技術文書を根拠付きで読むとき

費用の見方で一つ実務的な指摘をします。このカテゴリで先に確認すべきは月額ではなく「無料枠の区切り方」です。Gemini Notebook のようにノートブック数とソース数で区切るタイプと、Humata のように総ページ数で区切るタイプ、ChatPDF のように1日あたりのファイル数で区切るタイプがあり、自分の資料の量と頻度によって、同じ「無料」でも実際に使える量が何倍も違います。

得意・不得意の早見表

得意なことと苦手なことの違い
サービス得意苦手
Gemini Notebook(旧NotebookLM)複数の資料をまたいだ質問、根拠の提示、音声解説での聞き流し資料に書かれていないことへの回答。Web全体の調査
Claude(Projects)長文の読み込みと、そこからの文章化を1本で通すこと無料での利用範囲が読みにくいこと。費用はドル建て
Perplexity外部情報の横断調査と、各文への出典リンク大量の手元資料を置いたまま管理すること
Notion AIワークスペースに貯めた文書の横断検索Notion の外にある資料。単発のPDF読み込み
Felo日本語の情報収集と、結果のスライド・マインドマップ化長期運用の実績がまだ浅く、料金条件の改定も比較的頻繁
ChatPDF登録の手間なく、今すぐ1本のPDFを読むこと継続利用。無料枠の上限が小さい
Humata英語文書の根拠付き読解日本語の情報量。無料枠は試用の域を出ない

正直に書くと、この7本は優劣ではなく担当範囲の違いです。「手元の資料」と「Web上の情報」のどちらを読ませたいのかを先に決めれば、候補は2〜3本に絞れます。

用途別の勝ち筋

社内マニュアル・規程を読ませたい

Gemini Notebook が最も向きます。マニュアル、議事録、過去の見積書などをまとめて置いておき、「この作業の担当はどこに書いてある」と聞く使い方です。回答に付く引用から原文へ飛べるため、答えをそのまま信じずに確かめる運用にしやすいのが利点です。ただし社外秘の資料を扱う場合は、次章の注意点を先に読んでください。

契約書や仕様書を1本だけ読み解きたい

単発なら ChatPDF が最も速く、登録の手間もほぼありません。ただしすでに ChatGPT や Claude の有料プランを契約しているなら、同じことがその画面でできます。新しいサービスを増やす前に手元の契約を確認してください。金額の大きい契約書の解釈は、最終的に人が原文を読む前提を崩さないでください。

外部の最新情報を調べたい

ここはAIノートの守備範囲外で、Perplexity か Felo の領域です。国内の制度や企業情報が中心なら Felo のほうが拾える情報が多い場面があり、英語圏の情報も含めるなら Perplexity が安定します。どちらも無料で試せるので、同じ質問を両方に投げて比べるのが確実です。

チームで情報を貯めながら使いたい

Notion AI が向きますが、前提としてNotion に文書が入っていなければ何も答えられません。移行の手間と、1人あたり月3,000円台という情報の費用を、今の運用と比べて判断してください。文書が散らばったままなら、まず置き場所を一つに決めるほうが先です。

知らないと損する5つのポイント

引用を開かずに要約だけ読むなら、汎用チャットと変わらない

AIノートの価値は、根拠が示されることにあります。引用番号を開いて原文を確認する工程を省いた瞬間、このカテゴリを選んだ意味がほぼ消えます。資料に基づく仕組みでも、要約の過程で数値や主語を取り違えることはあります。対外的に出す数値・固有名詞・日付は、原文と突き合わせてください。

画像だけのスキャンPDFは読めないことがある

紙をスキャンしただけのPDFは、文字情報を持っていない場合があります。この状態では中身を読み取れず、「資料に記載がありません」という回答が返ってきます。PDFを開いて文字が選択できるかを先に確認してください。選択できなければ、文字認識(OCR)をかけてから読み込ませる必要があります。ここで詰まって「使えない」と判断してしまう人が少なくありません。

共有リンクの公開範囲を確認する

ノートブックや資料を共有する機能は便利ですが、公開範囲の設定を誤ると、社外の資料が誰でも見られる状態になります。共有する前に、リンクを知っている全員に見せてよい内容かを確認してください。共有した後で資料を追加したときの扱いも、事前に把握しておくと安全です。

機密資料を入れる前に、規程と利用規約を確認する

各社とも、アップロードした資料の扱いについて説明を公開しています。ただし無料プランと有料プラン、個人アカウントと職場アカウントで条件が異なる場合があります。取引先の情報や未公開の数値を含む資料を入れる前に、利用規約と自社の規程、秘密保持契約の内容を確認してください。判断に迷う場合は、社内の管理部門や専門家に相談してください。

すでに払っている契約に含まれていないか

このカテゴリで最も多い無駄遣いが、機能の重複です。Google AI Pro、Claude Pro、Notion ビジネス、Microsoft 365 などには、資料を読み込ませて質問する機能が含まれている場合があります。新しい月額を足す前に、手元の契約で何ができるかを一度棚卸ししてください。それだけで年間数万円の差になることがあります。

導入時の落とし穴

  • 資料を入れすぎる:関連の薄い資料を大量に入れると、回答が散らかります。目的ごとにノートブックを分けたほうが精度は上がります
  • 古い資料を残したまま使う:改定前の規程が残っていると、古い内容を根拠に答えてしまいます。差し替えたら旧版は外してください
  • 無料枠の区切りが「1日単位」であることを見落とす:月の残量ではなく、その日の回数で止まる設計のものがあります。締め切り当日に上限へ当たると困ります
  • ドル建て課金の為替:Claude・Perplexity・Humata はドル建てが基本で、円安の月は請求額が増えます。カードの外貨事務手数料も上乗せされます
  • 名称・URLの変更に気づかない:NotebookLM は2026年7月に Gemini Notebook へ改名され、URLも移りました。旧アドレスからは転送されるという情報ですが、古い解説記事の手順は画面と一致しないことがあります

よくある質問

無料のままでも実務で使えますか

個人利用の範囲なら、Gemini Notebook は無料のままで足りる場面が多いはずです。ノートブック100件・1ノートブックあたりソース50件程度という情報で、1日あたりの質問回数にも上限があるとされますが、通常の調べものなら当たりにくい水準です。まず自分の資料を実際に入れて、1週間使ってみてから有料化を考えてください。

ChatGPT にPDFを貼るのでは駄目ですか

資料が1〜2本で、一度読んで終わりなら、それで十分です。差が出るのは同じ資料の束に何度も戻る場合と、根拠の提示が必要な場合です。どちらにも当てはまらないなら、新しいツールを増やす必要はありません。

回答の内容はそのまま資料に使えますか

そのまま使わないでください。根拠が示される仕組みでも、要約の過程で誤りが混ざる可能性は残ります。対外的に出すものは、引用元の原文を人が確認したうえで、自分の責任で出すという前提を崩さないでください。

日本語の資料でも精度は落ちませんか

Gemini Notebook・Claude・Felo は日本語の資料を素直に扱えます。Humata のように英語圏中心のツールは、日本語でも動きますが解説情報が少なく、詰まったときに調べにくい面があります。日本語の資料が中心なら、日本語の情報が多いものを選ぶほうが結果的に速いです。

使わないほうがよい場合

自分たちに不利な話も書きます。次のいずれかに当てはまるなら、このカテゴリに月額を払う必要はありません。

  • 読ませたい資料が月に数本:汎用チャットに貼るだけで足ります。専用ツールを覚える時間のほうが高くつきます
  • すでに Claude Pro や Notion ビジネスを契約している:同等の機能が含まれている可能性が高く、追加契約は重複になります
  • 調べたいのが外部の最新情報:AIノートは手元の資料しか読みません。検索寄りのツールを選んでください
  • 資料が紙のまま、またはスキャン画像のPDF:まず文字として読める形に整える作業が先です。ここを飛ばすと、どのツールでも同じ結果になります
  • 持ち出しが禁止されている資料が中心:外部サービスへのアップロードが規程で認められていない場合、そもそも選択肢に入りません。社内の管理部門に確認してください

本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、特定のサービスの契約を推奨するものではありません。料金・無料枠の上限・仕様・利用規約は2026年9月時点に確認した情報であり、変更される場合があります。特にこの分野は名称・提供形態・料金体系の変更が続いているため、契約前に必ず公式サイトで最新の内容をご確認ください。アップロードした資料の取り扱い、商用利用の可否、秘密保持契約との関係については、各サービスの利用規約と自社の規程を確認のうえ、判断に迷う場合は専門家にご相談ください。

AIノート RANKING

この分野の全ツールランキング

コスパ・性能・使いやすさなど10項目(各20点満点)を「コスパ」「性能」「使いやすさ」「信頼性」の4グループの平均点で表示しています(コスパと性能はトレードオフになりうるため分けています)。平均列は10項目全体の平均です。列見出しをクリックすると並び替えできます。

1Gemini Notebook(旧NotebookLM)初心者向けA16.4/20
コスパ19
性能18
使いやすさ16.8
信頼性15

アップロードした資料だけを読ませて要約・Q&Aさせる用途では頭ひとつ抜けている。無料のままノートブック100件・1ノートブックあたりソース50件程度まで使えるという情報。回答から原文の該当箇所へ飛べるため裏取りが速い。2026年7月にNotebookLMから改名され、URLもnotebook.google.comへ移った

2Claude(Projects)初心者向けA15.4/20
コスパ12
性能18
使いやすさ15
信頼性16

資料を登録したプロジェクト内で継続的に質問でき、長文の読み込みと文章化の両方を1本でこなせる。無料プランでどこまでプロジェクトが使えるかは提供条件の変更が続いており、公式のプラン説明で確認が必要

3Perplexity(リサーチ用途)中級者向けA14.4/20
コスパ15
性能18
使いやすさ14.3
信頼性13.5

手元の資料よりWeb上の情報を横断して調べる用途に強い。ファイルのアップロードにも対応するが、無料プランではアップロード回数に上限があるという情報。出典リンクが各文に付くのが利点

4Notion AI中級者向けA14.2/20
コスパ9
性能14
使いやすさ14
信頼性15.8

自分のワークスペースに貯めた文書を横断して質問できるのが強み。ただしAI機能はビジネスプラン以上に含まれる形になったという情報で、無料プランでの利用は試用回数程度にとどまる。Notionに情報が入っていないと価値が出ない

5Felo初心者向けB13.4/20
コスパ13
性能15
使いやすさ15.3
信頼性11.3

日本のSparticle社が開発するAI検索で、日本語の質問文と日本語の情報源の扱いが素直。検索結果からスライドやマインドマップまで作れる。Proは月2,000円前後という情報だが、料金・クレジット条件の改定が比較的頻繁

6ChatPDF初心者向けB12.3/20
コスパ12
性能13
使いやすさ14.3
信頼性10.3

PDFを放り込んで質問するだけの単機能。登録なしでも1日数ファイル試せるという情報で、導入の速さは随一。その反面、複数資料の横断や継続的な管理には向かず、無料枠の上限も小さい

7Humata中級者向けC10.7/20
コスパ8
性能14
使いやすさ10.8
信頼性10.5

PDF特化のQ&Aツールで、回答に引用元ページへのリンクが付く。無料枠は合計60ページ・10回程度という情報で試用の域を出ず、UIも英語中心。日本語の解説情報は多くない