プロンプトの書き方
目的・制約・出力形式を先に置く
目次
結論
プロンプトは、次の3段を先に書けば十分です。
- 目的:何をしてほしいか
- 制約:文字数、対象読者、使ってよい情報
- 出してほしい形:箇条書き、表、本文など
最初の1本はChatGPT、長文はClaude、Googleの資料を使うならGeminiが選びやすい、という結論は3ツールの比較記事と同じです。
長い指示を書くことより、目的・制約・出してほしい形を最初にそろえることが重要です。足りない前提がある場合は、推測せず質問するように加えると、修正しやすい下書きになります。
1. やらなくていいこと
役割文を何度も重ねる
「あなたは編集者です」「専門家として答えてください」といった役割文を何度も書く必要はありません。必要なら役割は1つに絞り、その後に目的・制約・出力形式を書きます。
最初から一発完成を求める
最初の回答は下書きとして受け取り、「短くする」「表にする」「この部分だけ直す」と追加で指示したほうが調整しやすくなります。
2. 基本の3段
基本形は「目的 → 制約 → 出してほしい形」です。
悪い例
新商品のメールを書いて。
良い例
目的:新商品の案内メールを書いてください。
制約:既存顧客向け、300字以内、落ち着いた文体にしてください。
出してほしい形:件名を1つ、その下に本文を出してください。
良い例では、AIが判断しなければならない範囲が狭くなっています。前提が足りない場合は、推測させずに質問させる方法もあります。
3. モデルで変えるところ
ここでは独自の採点を加えず、既存の比較記事の結論だけを使います。
モデルを変えても、目的・制約・出力形式の3段は共通です。違いを詳しく確認したい場合は、ChatGPT・Claude・Geminiの比較を確認してください。
4. よくあるミス5つ
- 目的が動詞になっていない:「会議資料」だけで終わらせず、「会議資料を要約してください」のように行動を指定します。
- 制約を後から出す:文字数や読者、文体など、結果を左右する条件は最初に書きます。
- 出力形式がない:箇条書き、表、メール本文など、使いたい形を指定します。
- 個人情報をそのまま入れる:氏名、連絡先、顧客情報、社外秘の内容は入力前に削除または置き換えます。
- 一発完成を求める:下書き、確認、修正の順に進めます。事実関係は人が確認します。
5. そのまま使えるテンプレ3つ
メール
目的:
次の内容をもとに、[相手]へ送るメールを書いてください。
制約:
[文字数]以内。
[丁寧/簡潔]な文体。
本文にない日時・金額・実績は追加しないでください。
出してほしい形:
件名を1つ、その下に本文を出してください。
内容:
[ここに必要事項を貼る]
要約
目的:
次の文章を、[読む人]が判断しやすいように要約してください。
制約:
原文にない情報を追加しないでください。
重要な数値と条件を残してください。
確認できない情報は「不明」と書いてください。
出してほしい形:
結論、要点3つ、確認が必要な点の順で出してください。
文章:
[ここに原文を貼る]
比較表
目的:
次の情報を比較表に整理してください。
制約:
渡した情報だけを使ってください。
確認できない項目は推測せず「不明」と書いてください。
出してほしい形:
列を「項目・候補A・候補B・違い」としたMarkdown表で出してください。
情報:
[ここに比較材料を貼る]
6. 公式で確認
学習への利用設定や料金は変更されることがあります。契約前や機密情報を扱う前に、各サービスの公式画面で確認してください。
- ChatGPT:アプリの「設定」からデータコントロールを確認し、料金はChatGPT公式の料金案内で確認します。
- Claude:学習への利用設定はAnthropicのプライバシー案内、料金はプラン案内で確認します。
- Gemini:学習に関係するアクティビティ設定はGemini Appsの公式ヘルプ、プランはアップグレード案内で確認します。
設定の有無にかかわらず、個人情報や機密情報は入力前に取り除くのが基本です。
7. FAQ
長いプロンプトほど良いですか
長さよりも、目的・制約・出力形式が明確かどうかが重要です。必要な条件だけを短く書きます。
役割文は必要ですか
必須ではありません。「採用担当者向けに説明する」など、視点を固定したいときだけ1つ加えれば十分です。
最初の回答をそのまま使ってもよいですか
事実、数字、固有名詞を確認してから使います。足りない点があれば、対象箇所を指定して修正を依頼してください。