音楽生成AI比較
Suno・SOUNDRAW・Stable Audioを商用利用の条件で選ぶ
目次
- まず用途を3つに分ける
- 料金と商用利用条件の目安(2026年9月時点)
- 著作権・商用利用のリスクを正直に整理する
- Suno:訴訟が継続中であること
- Udio:払っても曲を持ち出せない状態が続いている
- 「著作権フリー」という言葉を鵜呑みにしない
- 生成物そのものに著作権が認められるかは別問題
- 得意・不得意の早見表
- 用途別の勝ち筋
- YouTube・SNSの動画にBGMを付けたい
- 歌詞のあるオリジナル曲を作りたい
- 自分のアプリ・ゲームに音楽を組み込みたい
- 映像作品の劇伴が欲しい
- 知らないと損する5つのポイント
- 有料プランに入る「前」に作った曲は、商用利用できないことがある
- 解約後に曲が使えなくなるかを、契約前に確認する
- Content ID への登録は、たいてい禁止されている
- ダウンロードした音源は、必ず手元にも保存しておく
- クレジット表記の要否を見落とさない
- 導入時の落とし穴
- よくある質問
- 無料のままでも使えますか
- 生成した曲は自分のものになりますか
- Udio は契約する価値がありますか
- 日本語の歌詞はきれいに歌ってくれますか
- 訴訟中のサービスを使っても大丈夫ですか
- 使わないほうがよい場合
結論
目的が「動画やSNSに載せるBGM」なら SOUNDRAW、「歌詞のあるオリジナル曲」なら Suno です。この分野は曲の出来だけで選ぶと事故ります。曲そのものの表現力は Suno が抜けていますが、権利まわりの分かりやすさ・日本語での条件確認・解約後も使い続けられるかという実務の観点では SOUNDRAW が上だからです。用途が先、ツールは後です。
そして最初に押さえてほしい点が2つあります。ひとつはSuno の無料プランで作った曲は商用利用できず、後から有料プランに入っても、無料期間中に作った曲へ遡って商用利用権が付くわけではないとされること。仕事で使う予定が少しでもあるなら、最初から有料プランで作り始めてください。もうひとつはUdio が2025年10月からダウンロード機能を停止しており、2026年中頃の時点でも再開していないという情報です。曲を書き出して使う用途では、現状ほぼ選択肢に入りません。
まず用途を3つに分ける
音楽生成AIは、ひとくくりにすると選び方を間違えます。実務では次の3つに分かれます。
- 歌モノ:歌詞と歌声を含む曲を作りたい。テーマ曲、ネタ動画、作品づくり
- BGM・劇伴:動画・ポッドキャスト・配信の背景に流す。歌声は不要で、尺と雰囲気が合うことが最優先
- 組み込み・素材:自分のアプリやゲームに音楽機能として入れる。効果音も含めて揃えたい
この3つは得意なツールがきれいに分かれます。歌モノなら Suno、BGMなら SOUNDRAW か Beatoven.ai、組み込みなら Mubert か Stable Audio、オーケストラ系の劇伴なら AIVA です。全部できる1本を探すより、いまの案件に必要な1本を選ぶほうが速く、安く済みます。
料金と商用利用条件の目安(2026年9月時点)
以下は執筆時点で確認した目安です。この分野は料金も権利条件も改定が非常に多いため、契約前に必ず公式サイトで最新の内容を確認してください。金額が情報源によって割れているものは、断定を避けています。
| サービス | 無料で使える範囲 | 有料の目安 | 商用利用の条件 |
|---|---|---|---|
| SOUNDRAW | 生成と試聴のみ。ダウンロード不可 | Creator が月1,000〜1,700円前後、配信するなら Artist系で月1,800〜5,000円前後という情報 | Creator以上で動画・SNS等に利用可。ダウンロード済みの曲は解約後も使えるとされます |
| Suno | 1日50クレジット程度という情報。商用利用は不可 | Pro が月10ドル前後、Premier が月30ドル前後(年払いで2割程度安くなるという情報) | 有料プラン契約中に生成した曲のみ。無料期間中の曲には遡って付与されないとされます |
| Stable Audio | 月あたりの生成数・曲の長さに上限。商用利用は不可とされます | 個人向けが月12ドル前後という情報 | 有料プランで商用可。一定規模以上の事業では別ライセンスが必要とされます |
| Beatoven.ai | 月あたりの生成回数に上限という情報 | 金額は情報源によって開きがあり断定できません。公式の決済画面で確認を | 有料プランで収益化を含めて利用可。ただし曲の著作権は運営側に残るとされます |
| AIVA | 月3曲程度のダウンロード。著作権は運営側に残り、クレジット表記が必要とされます | Standard が月11〜15ユーロ前後、Pro が月33〜49ユーロ前後という情報 | Standardは一部プラットフォームでの収益化のみ。著作権が利用者側になるのは上位プランとされます |
| Mubert | 非商用のみ。クレジット表記が必要とされます | 下位が月11〜14ドル前後、商用可の区分が月32〜39ドル前後という情報 | 有料の下位プランでも非商用扱いとされます。配信・Content ID登録・再配布はどのプランでも不可 |
| Boomy | 曲の作成は可能。ダウンロード・配信には制限あり | 金額は情報源によって開きがあり断定できません | 収益の取り分・所有権の扱いがプランで変わります。規約の該当箇所の確認が必須です |
| Udio | 生成とサービス内での再生。ダウンロードは停止中という情報 | Standard が月10ドル前後、Pro が月30ドル前後という情報 | 書き出せないため、外部で使う前提の商用利用は現状成り立ちません |
この表で注目してほしいのは金額ではなく右端の列です。「有料プランなら商用利用できる」という思い込みは、この分野では通用しません。Mubert は有料の下位プランでも非商用扱いとされ、AIVA は中位プランでも著作権が運営側に残るとされます。額面の安さで選ぶと、納品直前に使えないと分かる事態になります。
著作権・商用利用のリスクを正直に整理する
ここが本記事で最も重要な章です。都合の悪い話も含めて書きます。
Suno:訴訟が継続中であること
Suno は大手レコード会社から著作権侵害を理由に提訴されています。Warner Music Group とは2025年11月に和解し、ライセンスを取得した音源で学習した新しいモデルを構築するとされていますが、Universal Music Group と Sony Music との訴訟は2026年9月時点でも継続中という情報です。これが何を意味するかというと、今後の展開によっては利用条件・提供モデル・生成物の扱いが変わる可能性がある、ということです。
加えて、ライセンス取得済みデータで学習した新モデルへの移行にともない、現行モデルが段階的に終了するとされています。過去に気に入った設定で作った曲調が、同じ指示では出せなくなる可能性があります。長期のシリーズ動画で音の統一感を保ちたい場合は、必要な曲を早めに書き出して手元に保存しておくのが現実的な自衛策です。
Udio:払っても曲を持ち出せない状態が続いている
Udio は2025年10月に Universal Music Group と和解しました。その直後、生成した曲のダウンロード機能が停止され、2026年中頃の時点でも再開していないという情報です。一時的に数日間だけ書き出しの窓が開いたと報じられましたが、恒久的な再開ではありませんでした。ライセンス取得済みの新プラットフォームを構築中とされていますが、公開時期は明らかにされていません。
正直に書くと、これは実務上きわめて重い制約です。曲の質そのものは高く評価されてきましたが、動画に載せる・納品する・配信するといった目的では、書き出せない時点で成立しません。和解にともないクレジット付与量が増えたという案内も出ていますが、ファイルが手元に残らない以上、現時点での契約は再開を見込んだ賭けになります。
「著作権フリー」という言葉を鵜呑みにしない
各サービスの宣伝で「著作権フリー」「ロイヤリティフリー」という表現をよく見かけますが、意味は一様ではありません。実際には次のように分かれています。
- 著作権が利用者に移るタイプ:AIVA の上位プランなど。自分の曲として扱えます
- 著作権は運営側に残り、利用者は使用許諾を受けるタイプ:Beatoven.ai など。使えますが、自分の資産にはなりません
- 使えるが再配布・配信は不可というタイプ:Mubert など。動画に載せるのは可でも、曲として配信するのは不可です
「ロイヤリティフリー」は「追加の使用料が発生しない」という意味であって、「何にでも使える」という意味ではありません。ここを取り違えると、配信予定の楽曲に使ってはいけない音源を載せてしまうことになります。
生成物そのものに著作権が認められるかは別問題
サービス側が商用利用を認めていることと、生成された曲に著作権が発生するかどうかは、別の話です。人の創作的な関与が乏しいAI生成物について、著作権の保護が及ぶかは国や事案によって判断が分かれます。Suno の利用規約でも、生成物がすべての法域で著作権保護の対象になるとは限らない旨の注意が書かれています。第三者が同じ曲を使うのを止められるとは限らない、という前提で考えてください。金額の大きい案件や、楽曲そのものを権利として押さえたい案件では、専門家に相談することをおすすめします。
得意・不得意の早見表
| サービス | 得意 | 苦手 |
|---|---|---|
| SOUNDRAW | 動画の尺に合わせたBGM。日本語で条件を確認できること | 歌声付きの曲。無料でのダウンロード |
| Suno | 歌詞付きの曲を丸ごと作ること。日本語の歌詞も歌えます | 権利面の確実性。無料プランは商用不可 |
| Stable Audio | インストBGMと効果音。学習データの出どころの説明 | 歌モノ。日本語の解説情報の少なさ |
| Beatoven.ai | 動画・ポッドキャストの下地になるBGM。学習元への対価支払いの説明 | 曲を自分の資産として持つこと。配信用途 |
| AIVA | クラシック・オーケストラ系。MIDI書き出しでDAW編集 | プランごとに著作権の扱いが違う分かりにくさ |
| Mubert | APIでアプリ・ゲームへ組み込むこと | 商用利用条件の厳しさ。下位プランは非商用 |
| Boomy | 初めての1曲を数分で作る体験 | 曲の完成度。配信を収益の柱にすること |
| Udio | 曲そのものの質(サービス内で聴く分には) | ダウンロード停止中で外部に持ち出せないこと |
用途別の勝ち筋
YouTube・SNSの動画にBGMを付けたい
SOUNDRAW が第一候補です。理由は曲の出来というより運用のしやすさで、日本語UIで商用利用の条件を読めること、円建てで為替の影響を受けないこと、ダウンロード済みの曲は解約後も使い続けられるとされることの3点が効きます。動画は後から再編集することがあるため、契約を止めた瞬間に過去の音源が使えなくなる仕組みは実務でつらいのです。
ただし無料のままではダウンロードできません。「まず無料で1曲書き出して試す」ができない点は、他のツールに比べた明確な弱みです。試聴で音の傾向だけ確かめて、合いそうなら1か月だけ契約するという進め方になります。
歌詞のあるオリジナル曲を作りたい
Suno 一択に近い状況です。日本語の歌詞にも対応しており、構成・メロディ・歌声がまとまった曲が出てきます。ただし仕事で使うなら最初から有料プランにしてください。無料で作り込んでから有料化しても、その曲の商用利用権は付かないとされています。ここを知らずに何十曲も無料で作ってしまう人が多く、この分野で最も金額の大きい損につながる落とし穴です。
日本語の歌詞は発音が不自然になることがあります。漢字の読みが意図と違う場合は、歌詞側をひらがなやカタカナに書き換えると通りやすくなることがあります。
自分のアプリ・ゲームに音楽を組み込みたい
Mubert か Stable Audio です。Mubert は API が整っており実装は速いものの、商用で使うなら上位プランが必要で、額面の印象より費用がかかります。Stable Audio は学習データをライセンス取得済みのものに限定していると説明されており、効果音も同じサービスで作れます。
映像作品の劇伴が欲しい
AIVA が独特の位置にいます。MIDIで書き出して自分のDAWで編集できるのは、比較した中ではこのツールだけです。ただし著作権が利用者側になるのは上位プランとされ、費用はユーロ建てで地域によって付加価値税も加わります。表示額だけで判断しないでください。
知らないと損する5つのポイント
有料プランに入る「前」に作った曲は、商用利用できないことがある
繰り返しになりますが、この分野で最も高くつく誤解です。Suno は無料プランで生成した曲に商用利用権を認めず、後から有料化しても遡及しないとされています。仕事で使う可能性が1%でもあるなら、有料プランを契約してから生成を始めてください。無料は「音の傾向を確かめる試用」と割り切るのが安全です。
解約後に曲が使えなくなるかを、契約前に確認する
サービスによって扱いが違います。SOUNDRAW はダウンロード済みの曲を解約後も使い続けられるとされていますが、すべてのサービスがそうではありません。動画は公開後も残り続けます。1年後に契約を止めたとき、過去の動画に載せた音源の扱いがどうなるかを、契約前に規約で確認してください。
Content ID への登録は、たいてい禁止されている
生成した曲を YouTube の Content ID に登録して他人の使用を検出する、という運用は多くのサービスで明確に禁じられています。同じ音源が他の利用者にも生成されうる以上、誰かが正当に使っている曲に権利主張をしてしまう事故が起きるからです。逆の立場でも同じで、自分の動画が誰かの誤登録で警告を受ける可能性はゼロではありません。
ダウンロードした音源は、必ず手元にも保存しておく
Udio の事例が示したのは、サービス側の都合で、昨日までできていた書き出しが今日できなくなることがあるという事実です。曲をサービス上に置いたままにせず、書き出したファイルを自分のストレージにも保管し、どのプランで・いつ生成したかの記録も残しておいてください。後から商用利用の可否を説明する必要が出たときに役立ちます。
クレジット表記の要否を見落とさない
無料プランや下位プランでは、サービス名のクレジット表記を求められる場合があります。AIVA の無料プランや Mubert の無料プランがこれにあたるとされています。納品物にクレジットを入れられない案件では、そもそも無料プランが使えません。クライアントワークでは先に確認してください。
導入時の落とし穴
- 曲の尺を後から変えようとする:生成後に尺だけ伸ばすのは苦手なツールが多いです。動画の長さを先に決めてから生成したほうが早く終わります
- ドル・ユーロ建て課金の為替:Suno・Stable Audio・Mubert・AIVA はいずれも外貨建てです。円安の月は請求額が増え、カードの外貨事務手数料も上乗せされます。円建ての SOUNDRAW とはこの点で差が出ます
- 既存曲に似せる指示を出す:特定のアーティスト名や楽曲名を指示に入れる使い方は、多くのサービスで禁止されています。訴訟の争点でもある部分で、規約違反のリスクとは別に、権利侵害の主張を受ける可能性もあります
- 生成した曲をそのまま配信サービスに載せる:Beatoven.ai や Mubert では明確に禁じられているとされます。配信したいなら、配信を想定した区分のプランがあるサービスを選んでください
- プランの区分名だけで判断する:「Creator」「Pro」といった名前は各社で意味がばらばらです。Mubert の Creator は非商用、SOUNDRAW の Creator は商用可とされます。名前ではなく条件の記載を読んでください
よくある質問
無料のままでも使えますか
個人の趣味や、音の傾向を確かめる試用なら十分に使えます。ただし仕事や収益化を伴う用途では、ほぼすべてのサービスで有料プランが必要です。SOUNDRAW に至っては無料でのダウンロードそのものができません。「無料で商用利用できる音楽生成AI」を探しているなら、その前提自体を見直したほうが早いです。
生成した曲は自分のものになりますか
サービスとプランによります。AIVA の上位プランのように著作権が利用者側になるとされるものもあれば、Beatoven.ai のように運営側に著作権が残り、利用者は使用許諾を受ける形のものもあります。さらに、そもそもAI生成物に著作権の保護が及ぶかどうかは国や事案によって判断が分かれます。「使ってよい」と「自分の権利になる」は別だと考えてください。
Udio は契約する価値がありますか
曲を書き出して使いたいなら、現時点ではおすすめしません。ダウンロード機能が停止されており、再開時期も公表されていないためです。サービス内で聴くことを楽しむ、あるいは今後の動きを追いたいという目的であれば別ですが、実務で使う音源を用意する手段としては現状成り立っていません。状況は変わり得るので、検討する場合は公式の案内で最新の状態を確認してください。
日本語の歌詞はきれいに歌ってくれますか
Suno は日本語の歌詞に対応しており、実用になる水準の曲が出てきます。ただし漢字の読み方を取り違えたり、抑揚が不自然になったりすることはあります。読みを補う書き方に直すと通りやすくなる場合があります。そもそも歌声が不要なBGM用途なら、この問題は発生しません。
訴訟中のサービスを使っても大丈夫ですか
本記事で断定はできません。判断材料として書けるのは、訴訟の結果によってはモデルの提供や利用条件が変わる可能性があること、そのため長期のシリーズ物で音を統一したい用途にはリスクがあることです。重要な案件では、学習データのライセンス状況を明示しているサービス(Stable Audio、Beatoven.ai など)や、権利条件が日本語で明記されているサービスを選ぶほうが説明しやすいでしょう。契約や納品に関わる判断は、必要に応じて専門家にご相談ください。
使わないほうがよい場合
自分たちに不利な話も書きます。次のいずれかに当てはまるなら、音楽生成AIに月額を払う必要はありません。
- 必要なBGMが年に数曲:既存のロイヤリティフリー音源サイトで都度買うほうが安く、権利の説明も枯れています。月額を払い続ける理由がありません
- 動画編集ソフトの標準音源で足りる:CapCut や Canva には最初からBGMライブラリが付いています。まずそこで足りるかを確かめてください。二重に払うのはもったいないです
- 楽曲そのものを権利として押さえたい:AI生成物に著作権保護が及ぶかは不確実です。権利を確実に持ちたい案件では、人が作曲した曲を発注するほうが確実です
- クライアントが学習データの出どころを問題にする:業種によっては、生成AIの利用そのものが避けられます。ライセンス取得済みデータを明示するサービスを選んでも、先方の方針次第では通りません。先に確認してください
- 配信で収益を上げることが目的:配信プラットフォーム側の方針は変わり続けており、自動生成された楽曲の扱いも一様ではありません。収益の柱にする前提で始めるのは、現時点では勧められません
※ 本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、特定のサービスの契約を推奨するものではありません。料金・無料枠・商用利用条件・訴訟の状況は2026年9月時点に確認した情報であり、変更される場合があります。特にこの分野は権利まわりの条件と係争の状況が短期間で動くため、契約前・納品前に必ず公式サイトと利用規約で最新の内容をご確認ください。生成物の著作権の帰属、商用利用の可否、第三者の権利との関係については、事案ごとに判断が分かれます。金額の大きい案件や権利の扱いが重要な案件では、弁護士など専門家にご相談ください。
この記事で紹介したツール
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コスパ・性能・使いやすさなど10項目(各20点満点)を「コスパ」「性能」「使いやすさ」「信頼性」の4グループの平均点で表示しています(コスパと性能はトレードオフになりうるため分けています)。平均列は10項目全体の平均です。列見出しをクリックすると並び替えできます。
1
SOUNDRAW初心者向けA15.9/20
日本の会社が運営する動画BGM向けの生成サービス。ジャンル・ムード・長さを指定して作り、小節単位で構成を差し替えられる。日本語UIと円建て料金で、権利まわりの説明も日本語で読める。ダウンロードした曲は解約後も使い続けられるとされる一方、無料プランではダウンロードできない
2
Suno初心者向けA14.4/20
歌詞付きの曲を作る用途では頭ひとつ抜けている。無料プランは1日50クレジット程度という情報だが商用利用は認められず、しかも後から有料プランに入っても無料期間中の曲には遡って商用利用権が付かないとされる。Warner Music Groupとは2025年11月に和解した一方、Universal・Sonyとの訴訟は継続中という情報で、権利面の不確実性が最大の弱点
3
Stable Audio中級者向けA14/20
Stability AIによるインスト・効果音寄りの生成ツール。学習データをライセンス取得済みのものに限定していると説明されており、権利面の説明がしやすい。DAWプラグインやAPIもあり制作フローに組み込みやすいが、UIは英語で日本語の解説情報は多くない
4
Beatoven.ai初心者向けB13/20
動画・ポッドキャスト向けのBGMと効果音に絞ったサービス。学習に協力した音楽家へ対価が支払われていることを示すFairly Trained認証を受けていると説明されている。曲の著作権はBeatoven側に残り、利用者は非独占の永続ライセンスを受ける形で、Spotifyなどへのアップロードはできないとされる
5
AIVA中級者向けB12.8/20
2016年から続く老舗で、クラシック・オーケストラ系のインスト曲に強い。MIDIで書き出してDAWで編集できるのが他にない利点。ただし著作権の扱いがプランごとに違い、無料・中位プランでは著作権がAIVA側に残るとされる。上位プランで初めて利用者側の所有になるという整理で、契約前の確認が要る
6
Mubert中級者向けB11.8/20
Webアプリ(Render/Fuse)とAPIの両方を持ち、アプリやゲームへ音楽を組み込む用途に向く。ただし有料の下位プランでも商用利用が認められないという説明があり、ストリーミング配信・Content ID登録・素材サイトでの再配布も一律で禁じられている。料金の額面だけで選ぶと用途に合わない可能性が高い
7
Boomy初心者向けB11.4/20
数クリックで曲ができ、そのままストリーミング配信まで申し込める手軽さが売り。反面、曲の完成度は上位陣に届かず、収益の取り分や曲の所有権の扱いがプランによって変わる。配信先で自動生成曲が削除された事例も過去に報じられており、配信目的なら規約を読み込んでから使うべき
8
Udio中級者向けC10.7/20
曲そのものの質はSunoと並ぶ水準という評価がある一方、2025年10月のUniversal Music Groupとの和解にともなってダウンロード機能が停止され、2026年中頃の時点でも再開していないという情報。サイト内で聴くことはできても書き出して使えないため、実務用途では現状きわめて選びにくい
| # | ツール | ティア | コスパ | 性能 | 使いやすさ | 信頼性 | 平均▼ | 一言 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | A | 13 | 15 | 17.5 | 15.3 | 15.9 | 日本の会社が運営する動画BGM向けの生成サービス。ジャンル・ムード・長さを指定して作り、小節単位で構成を差し替えられる。日本語UIと円建て料金で、権利まわりの説明も日本語で読める。ダウンロードした曲は解約後も使い続けられるとされる一方、無料プランではダウンロードできない | |
| 2 | A | 15 | 19 | 16 | 11.5 | 14.4 | 歌詞付きの曲を作る用途では頭ひとつ抜けている。無料プランは1日50クレジット程度という情報だが商用利用は認められず、しかも後から有料プランに入っても無料期間中の曲には遡って商用利用権が付かないとされる。Warner Music Groupとは2025年11月に和解した一方、Universal・Sonyとの訴訟は継続中という情報で、権利面の不確実性が最大の弱点 | |
| 3 | A | 14 | 16 | 12.5 | 15 | 14 | Stability AIによるインスト・効果音寄りの生成ツール。学習データをライセンス取得済みのものに限定していると説明されており、権利面の説明がしやすい。DAWプラグインやAPIもあり制作フローに組み込みやすいが、UIは英語で日本語の解説情報は多くない | |
| 4 | B | 13 | 13 | 12.5 | 13.5 | 13 | 動画・ポッドキャスト向けのBGMと効果音に絞ったサービス。学習に協力した音楽家へ対価が支払われていることを示すFairly Trained認証を受けていると説明されている。曲の著作権はBeatoven側に残り、利用者は非独占の永続ライセンスを受ける形で、Spotifyなどへのアップロードはできないとされる | |
| 5 | B | 12 | 15 | 11.5 | 13.8 | 12.8 | 2016年から続く老舗で、クラシック・オーケストラ系のインスト曲に強い。MIDIで書き出してDAWで編集できるのが他にない利点。ただし著作権の扱いがプランごとに違い、無料・中位プランでは著作権がAIVA側に残るとされる。上位プランで初めて利用者側の所有になるという整理で、契約前の確認が要る | |
| 6 | B | 9 | 12 | 11.5 | 12.8 | 11.8 | Webアプリ(Render/Fuse)とAPIの両方を持ち、アプリやゲームへ音楽を組み込む用途に向く。ただし有料の下位プランでも商用利用が認められないという説明があり、ストリーミング配信・Content ID登録・素材サイトでの再配布も一律で禁じられている。料金の額面だけで選ぶと用途に合わない可能性が高い | |
| 7 | B | 14 | 11 | 13 | 9.3 | 11.4 | 数クリックで曲ができ、そのままストリーミング配信まで申し込める手軽さが売り。反面、曲の完成度は上位陣に届かず、収益の取り分や曲の所有権の扱いがプランによって変わる。配信先で自動生成曲が削除された事例も過去に報じられており、配信目的なら規約を読み込んでから使うべき | |
| 8 | C | 8 | 17 | 12.3 | 8.3 | 10.7 | 曲そのものの質はSunoと並ぶ水準という評価がある一方、2025年10月のUniversal Music Groupとの和解にともなってダウンロード機能が停止され、2026年中頃の時点でも再開していないという情報。サイト内で聴くことはできても書き出して使えないため、実務用途では現状きわめて選びにくい |
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